2025年の地域包括ケアに向け、まず私たち歯科医師がなすべきことは下記のとおりです。
- か強診を申請すること
- か強診を申請したらSPTⅡを増やすこと
- エナメル質初期う蝕加算を算定して子供の管理を行うこと
- 摂食嚥下指導ができる歯科医院を構築すること
また、摂食嚥下の訪問歯科診療では介護施設の経営者・施設のご利用者の皆様の喜びを肌で感じることができ、さらに誤嚥性肺炎が減少することで医療費の削減にも貢献できます。今後の医院経営において、国が後押しをしている摂食嚥下指導ができる歯科医院に増やすことが最重要課題となります。
さて、地域包括ケアに入るためには多職種連携が必要ですが、医師や看護師、介護士等に利用者さんの口腔内の状態を説明するときに位相差顕微鏡とリアルタイムPCRのデータで示すことができます。
形態回復のアプローチではなく、機能回復と歯周内科的なアプローチで参入するために、他職種の方に強烈にアピールできます。